BustedとTokio Hotel、足して割ってKillerpilze

 僅かながら夏のボーナスが出たので浪費の虫が疼いてドイツのAmazonをウロウロ、Tokio HotelとUS5のDVDをゴッソリ買い込もうとしたところ「あなたと同じ商品を買ったお客様はこんな物も購入されてますよ」リストに見慣れない名前が表示されました。
 でで〜ん、その名もKillerpilze

 Wikipediaで調べてみたところ、全員10代で、自分たちで曲を作って演奏するバンドで、地道にライブ活動を重ねながら今春にUniversalからシングル「Richtig Scheisse (Auf 'ne schöne Art und Weise)」でデビュー。上記のアルバム「Invasion der Killerpilze」も5月19日にリリースされたばかりだそうな。メンバーはギター担当のフロントマンJoことJohannes Halbig (1989年7月30日生)、ドラマーのFabiことFabian Halbig(1992年12月23日生)、もう一人のギターでボーカルもとるMäx(Maximilian Schlichter、1988年7月3日生)、Schlagi(Andreas Schlagenhaft、1988年9月9日生)という全員平成生まれの4人組です。ドイツだから平成とか昭和とか全く関係ありませんが、若いよ!と言いたかったんですよ。14歳なんて、どんな生き物かサッパリ解りません。生まれたときにはもうスーパーファミコンがあったなんて…隔世の感を禁じえません。四角いボタンのファミコンgoogle:image:ファミコン 四角 ボタン)とか、ディスクシステムgoogle:image:ディスクシステム)を知らない世代ですよ、恐ろしい。
 さてさて、曲を試聴してみたところこれがもうバリバリにメロディックで聴きやすいPop+Punk路線で、多少ヘビーになってはいるもののドイツ版Bustedと言ってもいいのではないでしょうか。Tokio Hotelが受けたから、またチビッコバンド出してみるか、的な安易さが感じられるところも実にいいですね!

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Source: http://www.suedpolmusic.de/music.html
 画像をサーチしてみると、これはもしかして、見た目も結構おいしいのでは!と期待が高まります。映像は未見なのですが、動いても楽しそうです。Tokio Hotelほどのキワモノ、じゃなかった、個性がない分とっつきやすいかも。上記のsüdpolmusicは事務所のサイトのようで、高解像度のきれいな画像が他にも何枚かあったのでチェックチェック。
 バンド名の「Killerpilze」は英訳すると「Killer Mushroom」(QueenのKiller Queenからですかね)で、公式サイトに行くとクリボーキノピオ*1の悪者みたいなキャラがいます。これがなかなかかわいくて商品化しやすそうなデザイン。と思ったら物販コーナーはTシャツ・リストバンド等いたずらに購買意欲をあおりがちなグッズがテンコ盛り。なかなかの商人(あきんど)ですね。
 アルバムタイトル「Invasion Der Killerpilze」の邦題は「殺人キノコ来襲!!」でどうですか。Universalさん、日本盤発売の折には(出ないから)是非採用してやってください。

 結局上記のアルバムをドイツAmazonでお買い上げした上、US5とTokio HotelのDVD2枚を購入。それにしてもユーロもポンドも鬼のようなレートで、クレジットカードの引落しでまた泣きそう。
本日のお買い上げ

*1:クリボーの悪者」って何だ、クリボーはもともと敵キャラじゃないか。というわけで、「キノピオ」の間違いでした。