東方神起/恵比寿ガーデンホール

 韓流ブームにも華流の波にも置いてけぼりで、既に着いて行く根性すらない私。本日は予備知識もないくせに無謀にも韓国ボーイバンド初体験♪してきました。ちなみに、東方神起で聴いたのはシングル「Rising Sun」のみで、メンバーの名前やプロフィールもおぼつかない状態です。
Rising Sun(DVD付)
東方神起 Yoo Young Jin m.c.A・T
B000EIF6GG

 今日は控えめに後ろの方で見させていただきました。で、感想。…語彙が貧困過ぎて申し訳ないですが、かなり!マジで!良かったです!! 期待を裏切る人たちではないとは思っていましたが、予想を上回る素晴らしさでした。英米ボーイバンドから韓国に鞍替えしている人が多い(ちゃんと裏取ったわけじゃないけど、体感的に)のも頷けます*1
 アカペラも難なくこなしちゃうし、バラードは当然聴かせる、もちろん踊れる人達なのでアップテンポの曲ではダンスもばっちりでこれぞ王道!と呼べるパフォーマンスだったのではないでしょうか。「Celebrity」より前の*Nsyncっぽいかな。
 不勉強につき曲名が解らないんですが、Backstreet Boysの「All I Have To Give」ばりの帽子を使ったダンスはグッときましたねえ〜。英語圏のボーイバンドでこういったショーをやってる人たちは今あまりいないですもんね(Westlifeならやってるかな?追ってないので解りませんが。Take Thatは再結成なので除外して)。
 テンポの速い曲にm.c.A・Tの日本語詞を乗せた難曲「Rising Sun」をCDで聴いたときは、母国語以外で歌うのはやはり厳しいな、という感想だったんですけど、生の方が勢いがあってキレ味が増していました。既に韓国でリリースされていた曲とのことですが、途中で全く異質な曲が挿入される構成も面白いし、楽曲そのものがかっこいいですね。
 バラード曲が大半を占めるにも関わらず「あ〜、またバラードか」と思わせないのはさすが。普段は「歌はいいから脱ぐか踊るかしなさい」といったセクハラ失言の多い私もうっとり聞き入ってしまいました。あ、でも欲望に正直になるならもうちょっと露出が多い衣装の方が嬉しかったのも事実です。ノースリーブの衣装だったのは2人だけ(たぶん)だったし。
 そんな中、非常に残念だったのは、バックが生演奏ではなく全てカラオケ音源だったこと。それもライブ用のアレンジもしてなくて、CDに入っているものの流用(たぶん)。まだ日本ではアルバムが1枚しか出てないこともあって持ち歌が少ないので、1時間半位で終わってしまって残念でした(17時開演で、外に出たらまだ明るかったという)。ライブ用に前奏や後奏を伸ばしたバージョンを作って踊りを見せるとか、演出をもっと考えないとかわいそう…と今回同行させていただいた方と思わず反省会を開いてしまったほど(私らが反省しても意味ないんですけどね)。着替えの時も全員ステージからはけてしまうと、客席もトーンダウンしてしまうからもうちょっと工夫してほしいです。
 ボリュームを増やす方法としては、[1] 王道:各メンバーのソロ [2] ダンスだけを見せるコーナー [3] カバー曲を歌う [4] 韓国での既発曲を韓国語で歌う(これは盛り上がるのでは?)などが挙げられると思います。いかがなもんでしょう? 本人達に芸がなく八方塞がりならまだしも、いくらでも可能性があるだけに歯がゆいです。
 それはそうと、今回偶然(?)5人のご尊顔を間近で拝見する機会がございまして(感動のあまり過剰に敬語)、あまりの☆キラキラ☆としたアイドルっぷりに目が眩みました。写真とかビデオで見るより100万倍は輝いて見えます。さすが10代(あ、20歳の子もいるか)、みんな肌がツヤツヤ!! 最近白髪ばかり気にしてる自分としてはひたすら感服するばかり。ジェジュン君など女の子と言っても通用しそうです。これが「スター☆」のオーラなのか!? 私のような日陰者にはまぶし過ぎました。
 厚かましくダメ出しなどしてしまいましたが、すごく楽しかったので(今度はちゃんと予習して)また行きたいな〜と思います。「また」って27日・28日のZepp東京(追加公演)のことだったりしてね。
 ふと気づくと6月27日〜7月1日のZepp東京のスケジュール、5日連続でAvex関連の公演。偶然かもしれないがすごい。ちなみに6/27・28 東方神起、6/29 AAA、6/30・7/1 TRF、です。

*1:FM YokohamaでやってるDancing Groove(まだインターネットが普及してなかった頃、私にとって唯一の情報源でありました)の今泉圭姫子さんあたりその代表ではないでしょうか。