眉毛3兄弟Jonas Brothers aka Hanson Part2

 Popjusticeで気になる新バンドが紹介されてました。Jonas Brothersというアメリカの3人組兄弟バンド。Bustedの「Year 3000」「What I Go To School For」をカバーした事でPopヲタの皆さんから注目を浴びている模様。デビューアルバム「It's About Time」は8月8日発売予定。
It's About Time
Jonas Brothers
B0006B28LW

 アメリカではBustedは無名なので、「Year 3000」は彼らの曲だと思われちゃうんだろうな。そんなことをする殊勝なアメリカ人はいないと思いますが、これを機にBustedに興味を持つ人がいれば嬉しいんですが。本人たちがBustedのファンかどうか確認してないけど、可能性は低いのでおそらく背後で大人が操っているのでしょう。
 で、物議をかもしているのはJonas Brothers版「Year 3000」の歌詞。オリジナルの歌詞を勝手に(?)差し替えた事で「原曲をないがしろにしている」と一部でBustedファンの反感を買っちゃったみたいです。
 ちなみにどの部分かというと…

  • その1
    • 原曲: Your great great great grand daughter is pretty fine
    • JB: Your great great great grand daughter is doing fine
  • その2
    • 原曲: Everybody brought our seventh album It had outsold Michael Jackson
    • JB: Everybody brought our seventh album It had outsold Kelly Clarkson

 アメリカではMichael Jacksonのイメージがアレでナニ過ぎるので、変えましたということでしょうか。おそらく想定されるJonas Brothersのファン層にとってMichael Jacksonはピンと来ないだろう、という配慮ではないかと。ただ、これは西暦3000の世界であって、来年再来年の話ではないんですよ。それを考えると今人気者であるとはいえキャリアの浅いKelly Clarksonを引き合いに出してしまうのは安易過ぎるとも言えます。単に自分がMichael Jacksonのファンだからそうしたのだと思いますが、1000年後も伝説になってるような存在としてMichaelを題材にしたJamesのセンスはやっぱり光ってる(一応この曲は共同クレジットになってるけど、たぶん殆どJamesが書いたと思うので)。
 どう変えたのか解らないのですが、どうやら「Triple breasted women swim around town totally naked!」(オッパイが3個ある裸のねーちゃんが街を歩いてる!)も検閲されてしまったらしいです。恐るべし不自由の国アメリカ。
 カバー曲はさておき、オリジナル曲を聴いてみたところこれはかなりイイ感じ。まだ一番下の子が変声期前のようで、このボーイソプラノと二人の兄貴とのハーモニーはショタコンの胸を打つこと請け合いです。簡単に言ってしまえばデビュー当時のHansonなんですが。
 しかし、ビジュアル面でTaylorの役目を果たせる子がいないのは圧倒的な弱点です。同じ3連パックで、かつ非美形ということでThe Noise Next Doorと比較しても水をあけられていると思う。とりあえず「Manday」「7:05」は相当気に入ったので、アルバム買う予定。昨日のKillerpilzeといい、バンド形式のボーイバンドには「おっ」と思わせる存在が出てくるのに、王道の「歌って踊る」アイドルの当たりが全然来ません。う〜む。