C21からEsben脱退

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 デンマークの3人組ボーイバンドC21から、メンバーのEsben(写真左/画像tjeck.dk)が脱退した。C21はEsbenとSørenが始めたのにそのEsbenが先に抜けてしまうなんて意外だった。今後彼はWarehouseという新しいバンドで活動していくらしい。3人組で、しかも脱退の理由が新バンドということでイヤ〜な既視感を感じてしまったのは私だけだろうか。これでEsbenが結成したという新しいバンドがシリアスなロックバンドだったりしたら全く笑えない。

 だが、このケースは「例のアレ」とは事情が異なるようだ。ポイントは二つ。
● C21は残った二人で活動を継続、現在もデンマーク国内をツアー中である。
● Esbenの新バンドとはロックバンドではなく、ボーイバンドである。

 そんな状況だからか、公式サイトの英語版がなくなってしまったので、英語のファンサイトC21-Boysを探してなんとか状況把握。そのC21-Boysのゲストブックを読んでいたら、気になる書き込みがあった。
 Quangと名乗る人物が「自分はC21の生みの親であり、ソングライターである。現在Esbenと一緒に仕事をしていて、新しいボーイバンドWarehouse結成のために活動している。EsbenがC21を離れた理由は、SørenとDavidと一緒にやっていても自分自身が成長できないから。Esbenは素晴らしい才能を持っている、彼の活躍を期待してほしい」と。
 2枚のアルバムのライナーを見ると、ほぼ全ての楽曲のクレジットでソングライターやプロデューサーを務めているL. Quangという名前が確認できる。このQuangがホンモノなら、単にEsben一人が脱退したというより、C21の体制が崩壊したと考えた方がよさそう。この空気だと今までのC21を100とするなら60から70が新バンドWarehouseに行ってしまった感じ。うう〜ん、泥沼のヨ・カ・ン♪