BUSTEDに訴訟問題浮上か

THINGS are going from bad to worse in the BUSTED camp.

Just a week after announcing they were breaking up, JAMES BOURNE, MATT WILLIS and CHARLIE SIMPSON are being sued by original bandmate OWEN DOYLE for song-writing royalties.

The Sunより詳しい記事はこちら→Busted In The Dock | Contactmusic.com

 BUSTEDのバンド創設時メンバーであるOwen Doyleが、James・Matt・Charlieの3人を相手取り、未払いの印税200万ポンドの支払いを求めて訴訟を起こした。ちなみに、彼が著作権を主張しているのはデビューアルバムに収録されている「What I go to school for」「Year 3000」「Psycho girl」「Sleeping with the light on」の4曲。

 関係筋の話では「BUSTED側はOwenは楽曲の権利を譲り渡したと主張しているが、弁護士はこれに異を唱えた。アルバムの印税は判決が下るまで留保されるだろう。Owenは十分な証拠を提出しており、BUSTED側が和解を申し出ない限り裁判は泥沼化する」だって。

 しかし、何だって今なんだ? 2003年12月「The Sun」紙上でOwenは脱退を申し出た時、楽曲の権利を放棄する趣旨の不当な契約にサインさせられたと主張していた(記事全文はMicrosoft OneDrive - Access files anywhere. Create docs with free Office Online.へ)。その頃は2ndアルバムリリース直後で、BUSTEDの人気は波に乗りまくりだったはず。人気に傷を付けたくないレコード会社や事務所が事を荒立てないよう金額を弾んでくれたかもしれないのに…。

だ、だっさ〜。元祖ラインナップのBUSTED でもMattはかわいいと思う

Source: The Sun

 記事に戻ると、BUSTEDはJames、MattとOwen、そしてKiというメンバーの4人組だったそうだ。Owenの主張では、もともとBUSTEDはバンド名含め自分とKiが作ったバンドで、James、Mattはオーディションで後から選ばれたのだそう。Owenが抜けた理由は、一度はマネージャーRichard Rashman*1をクビにすることを4人で決めたにも関わらず、KiとOwenに隠れてJamesとMattがRichardと裏で手を組んでいたから。また、OwenはバンドのイメージをRock寄りにすることにも反対していたそうだ。その上で、自分のルックスが「Westlifeにいそうな顔」でバンドに相応しくなかったから外されたとも主張。

 Owenは、自分が幼稚でバカだったと契約にサインしたことを今も後悔していると話す。彼はBUSTED脱退後、オーディション番組「Popstars: The Rivals」でベスト15に残るも敗退。今(2003年当時)はBoyz II Menのようなコーラス・グループをやりながら、新人ボーイバンド5Boyz*2のために作曲活動もしている。とはいっても、週に40ポンドの生活保護を受けながら父子で公営住宅でつましく暮らす日々。
 BUSTEDが解散したとはいえ金に困りそうもないJames・Matt・Charlieに比べ、いかにも生活かかってる感の漂うOwen、果たして結果はいかに。

 さて、沈黙を守っているKiは細々とミュージシャンとして活動している模様。BUSTED時代からKiを応援しているファンによる公認ファンサイトKi Fitzgerald Onlineをチェックすべし。Yahoo! Groups(要会員登録)で曲を聴いてみたら、キャッチーなポップ・ロックにちょっとレトロな味付けもあっていい感じ。Owen、訴えるなら彼も原告に入れるべきでは?

*1:アメリカ人。BUSTEDMcFly、Vを擁すPrestige Managementの大ボス

*2:http://www.5boyz.com/