Blazin’ Squadの秘蔵っ子Kiran B

「他のアーティストをプロデュースしたり、自分たちのレーベルからリリースしたりしたい」といったことを前々から言っていたBlazin' Squadだが、遂に念願かなって自主レーベルWeighty Plates*1から女性シンガーをデビューさせることになった。
BSがどの程度制作に関わっているか現時点では不明だが、ファンの欲目というか(どっちかというと親バカに近い気分)、これがなかなか爽やかで良い曲。ダウンロードして速攻でMP3プレイヤーに投入した。
何となくLISAがいた頃のm-floを思い起こさせるような曲。
これは是非アナログ盤が欲しいところだけど、メジャー盤ではないので入手は難しそう。
RemixバージョンにはStriderとFlavaがラップで参加している。これまた先輩のSo Solid Crewっぽくてカッコいい。2ndアルバム以降Hip Hop寄りの立場を取ることが多かったBSが基本のGarageに帰っているところもなかなか新鮮。
Flip ReverseのCD1に入っている「Nothing Like This」、Jameliaをフィーチャーした「I Want You」(未発表曲)もそうだけど女性ボーカルとBSは相性がいい。そして、女性ボーカル+男ラップの曲はヒットするポテンシャルが高い。デビュー以来No.1から遠ざかっているBSだが、この辺りを攻めればもう一度脚光を浴びるチャンスがあるかも。

Kiran B - One Of Us

Original mix Hi / Low - Remix Hi / Low

*1:メジャーデビュー曲は全英No.1にもなったボンサグのカバー「Crossroads」だが、それ以前に「Standard Flow」をアナログ盤で自主制作している。その際に立ち上げたのが自主レーベル「Weighty Plates」。リリックでも「Weighty Plates」と言ってるのが聞こえたり、「W」をかたどったアクセサリーやTシャツを着てたりする。Blazin' Squadを語る上で欠かせないキーワード。