Back in the 1998 - ドイツのThe Boyz

 1ヵ月前に引越ししました。前回の更新からかなり間が空いているのもそのせいだったりするんだけど、部屋を片付けていたら昔書いたしょーもない文章を発見!98年あたりに、ちょうどこのブログでやっているようなことを、フリーペーパーにでもして発行しようとして挫折したときのものだった。
 読み返してみたら、言ってることも今と大して変わらなくて、私って7年前から全く進歩してないのね…と空しくなることしばし…。久しぶりすぎなのでリハビリがわりに今日はこれにちょっと手を加えてお茶を濁すことにします。

 THE BOYZはドイツの5人組。日本人にウケが良さそうなのは金髪美形のフロウ君でしょう。ちあみに私の一押しはナインティナインの岡村似のT-ソウル君。その他のメンバーを紹介するとオバサン顔(失礼)のサルヴァトーレ、モデル系ハンサムガイのステファン、オヤジ声のラップと黒系のルックスが魅力のケイン、という超個性的なラインナップ。こんな風に書いてますが、日本人女性の一般的主観を離れて冷静に判断すればみんなかなりグッド・ルッキングです。ゆえに全員マッチョ系・モデル系な感じなので繊細な美少年をお求めの貴女は「え〜っ、濃ゆい!!」と拒否反応を起こすやもしれません。
 音楽に話を移すと、今どきなダンス・ポップにヒップホップの要素を取り入れ、歌もラップもたいへんよろしいかと思います。UKデビュー曲である「One minute」はヒップホップ調でありながら、欧州ポップスらしい哀愁漂うメロディーが印象的な佳作。FIVEのアルバムを聴いた後だと少し物足りなさを感じるかもしれませんが白人の男の子+R&Bに弱い人にはオススメの1枚。ジャケット写を見てレジに運ぶのをためらった人も、ぜひ再チャレンジを。中の写真の方がかわいいですから!
 このグループ、UKアイドル誌には載っちゃいないし、ドイツのアイドル誌BRAVO!は行き着けの本屋から姿を消してしまうわで情報収集のしようがありません。来日は…なさそうだな。

 現在からするとありえない3つのポイントは、

  1. THE BOYZが無謀にもUKデビューを企てていたこと
  2. こんなCDでも日本盤を出していた当時(1998年)のイーストウエスト・ジャパン
  3. それをエアプレイしていたFM横浜の「ダンシング・グルーヴ」

 あたりでしょうか。いい時代だった…と、年寄りくさく感慨にふけりながら今日のところは終わりにしときます。

※ジャケット写真 メンバー左から、フロウ・T-ソウル・サルヴァトーレ・ケイン・ステファン(ちゃんと覚えている自分がちょっとイヤです)

ボーイズ・イン・ザ・ハウス

ボーイズ・イン・ザ・ハウス